ウーバーイーツ加盟店のレジ袋は有料化の対象か対象外か 結論!
キッチンゆいっとさんのツイートのおかげでウーバーイーツ加盟店のレジ袋論争の結論に到達することができました。
ウーバーイーツでのレジ袋に関して正式見解いただきました。 pic.twitter.com/MC3LiHycYA
— キッチンゆいっと (@kinasonic) June 25, 2020
ウーバーイーツ運営さんの見解としてはレジ袋は有料化規制の対象外です。ということ。
ただし、この回答どおりだと、全ての注文にレジ袋は衛生面を考えるとつけないといけない。ということになってしまうので、裸でタピオカドリンクを渡す。というのはどうなんだろう?ということになりかねません。
元々、今回のレジ袋の有料化の法律は、強制的にレジ袋を提供する場合は有料化の対象外とされていたので、全ての商品を強制的にレジ袋に入れる場合は問題ないと思っていました。
しかし、この抜け道で無料提供する場合は必ずレジ袋を提供しないといけない。ということになってしまうので、ローソンで500mlのペットボトル1本の場合でも必ずレジ袋に入れないといけない。わかりやすいけど、これはこれでエコではないのでどうなるかな?と考えてしまう部分でした。
ではレジ袋は必ず提供しないといけないのでしょうか?
というところで、もう一度経済産業省のページを読んでみると・・・。
(2) 対象となる買物袋
消費者のライフスタイル変革を促すべく、省令に基づく有料化の対象となるか否
かにかかわらず、あらゆるプラスチック製買物袋について有料化することにより過
剰な使用を抑制していくことを基本とする。同時に、プラスチック資源循環戦略に掲
げた基本原則である3R+Renewable の観点から一定の環境性能が認められる買
物袋への転換を推進する。
その上で、省令上の取扱いは以下のとおり。①省令に基づく有料化の対象となる買物袋の基本定義
省令に基づく有料化の対象となるのは、消費者が購入した商品を持ち運ぶため
に用いる、持ち手のついたプラスチック製買物袋である。経済産業省ガイドラインから引用
最後2行の部分。
この部分から対象範囲を考えてみることにしました。
すると、消費者が商品を運ぶためのプラスチック製レジ袋は有料化の対象。という風に読めます。
ウーバーイーツの場合は、消費者が購入するものの運ぶのは配達パートナー。
ということは、有料化の対象外。という風に読めます。
また、強制的にレジ袋を…。という部分も関係なく、袋が不要であればつけなくても問題なさそうです。
ということではないでしょうか。
結論
ウーバーイーツの商品は配達パートナーが運ぶ場合、レジ袋有料化規制の対象外です。
無料でエコじゃない袋を提供してもOK。
袋を渡す渡さないも自由。
*ただし、ウーバーイーツで持ち帰り商品を注文して、注文者が商品をお店へ取りに行く場合は規制の対象になります。ご注意を。