ウーバーイーツ配達に関する数字の平均値を出してみた 自転車稼働の場合

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平均値=普通とすると、どのくらいが普通なの?

配達していると、長距離、短距離などがいろいろ混ざって運が良かった、悪かった。といろいろ考えることがあると思います。

実際のところ、配達距離が何キロだったら短距離なのか?何キロだと長距離なのか、私は自分の稼働分のデータを集めていたので、平均値を出してみることにしました。

配達回数は2777件?ほどです。

データ取りを忘れてしまうこともあるため、有効データは減っています。

試行回数はそこそこあるので、それなりの信頼度はあると思います。

それでは数字を見てみましょう。

有効データ数平均最長時間・距離
平均ピックアップ距離2420件0.953キロ5.3キロ
平均配達時間2486件13分30秒43分
平均配達距離2612件2.075キロ11.93キロ

他にも収集しているデータはあるのですが、とりあえずこの3つに絞って分析しましょう。

ピックアップ距離

これは依頼を受けたときにグーグルマップを起動してお店までのおよその距離を毎回収集して蓄積させたデータです。

今回扱う数字の中で一番重要度が低いのは、平均ピックアップ距離で、お店までの距離のことですね。配達パートナーがほぼ思い通りにできるので、稼働スタイルがそのまま数字となるため重要度は低めです。

たとえばマクドナルドの前で待つこと(地蔵戦略)を選択すると、ピックアップ距離はゼロになります。ということから、ピックアップ距離は稼働する場所が左右しますので、それぞれの配達パートナーのスタイルによって変化する数字です。

数字の意味としては一番重要度が低いのですが、実は稼げる場所を考える場合は一番重要な数字になるのが、ピックアップ距離のおもしろいところです。

稼ぐという目的のみで考えると自転車稼働の場合、ピックアップ距離は1キロ以下になるような場所で稼働することが望ましいです。走行スピードに自信がある人はもう少し検索範囲を広げて稼働するのもアリですが、クロスバイク以上の自転車で脚力に自信がある人以外はピックアップ距離は1キロ以下になるように動くこと。これが稼ぐための鉄則です。

平均配達時間

これは少し謎が残る数字で、タイマーがどの地点から動いているのかがイマイチよくわかりません。データは配達記録の時間を元にしています。エクセルにデータを入力しやすくするために、1秒単位は切り上げて計算しています。(*1分1秒は2分と入力)

この数字はなかなかおもしろい数字が出ると思います。配達パートナースキルによって差が出るのではないでしょうか。

お店での効率のいいピックアップ。走行ルート、走行スピード。エレベーターの乗り降りからお客様とのやりとりまで。もちろん地図に強い方が短時間で配達を完了することができるので、配達時間は短い方が売上は当然上がります。

平均配達距離

お店からお客様までの距離の平均値です。

特殊条件で無い限り、平均1.8キロ~2.3キロの間におさまる人が多いと思います。

これはAIにほぼコントロールされてしまいます。配達パートナー側でコントロールすることはほぼ不可能と言ってもいいと考えています。

全部の依頼を受ける場合、距離の短いものから長いものまでAIが考えて混ぜてきます。

ある程度依頼を選ぶ場合、この場合もAIが結構うまく短距離から長距離までの依頼を混ぜて飛ばしてきます。

ウーバーイーツの報酬の仕組みでは、距離の短い配達を繰り返すことが最も効率よく売上を積み上げる方法です。

しかし、距離の短い配達依頼のみを受けようとすると、多数の依頼を拒否することになります。

このことから稼ぐためには多くの依頼を受けることを前提に稼働することが大切だと考えています。
*全部の依頼を受けることは必ずしも一番効率よく稼ぐ方法とは限らないのがウーバーイーツの奥深いところです。

最後に

参考になるかはわかりませんが、考え方を。

ある程度注文のあるエリアで配達パートナーと依頼数のバランスを考える。

複数のお店からそれなりに近い距離のお店あたりで待機する。

理想はお店まで1キロ以下の場所。

自転車稼働の場合、今の仕様では平均配達距離が4キロになることはありません。

AIがあなたに4キロ超える配達ばかりを集めることはありません。

お金に直結する時間はペダルを回す。

暑くなってきたら、体力は有限なので稼働しない時間を考える。

 

もう少しすると、配達パートナーと注文数のバランスは今よりはマシになりますので、そこからが稼ぎどころです。