東京Uber Eats配達パートナーの報酬を考える。ショートドロップかロングドロップ、結局どっちがお得なの?手数料35%地区向け。

スポンサーリンク

依頼を選ぶことはできないことが特徴とも言える、Uber Eats配達パートナーの仕事。

受けるか受けないかは拒否権があるものの、何処へ行くのかが決まるのは商品を受け取ってからです。

商品を受け取ってからのキャンセルはご法度なので、配達パートナーは毎回祈りながら →配達開始 のスワイプをしています。

配達先は1キロ以下のショートドロップから5キロくらいまで。バイク配達パートナーの方はもっと遠くの依頼もあるのではないでしょうか。

今回はブーストとドロップ距離が報酬に与える影響を考えて、ショートドロップとロングドロップ、どちらがお得なのかを検証してみたいと思います。この記事内では、Uber Eatsへの手数料が35%の地区を検証しています。

大阪など手数料5%地区の検証記事はこちら
Uber Eats配達パートナーの報酬を考える。ショートドロップかロングドロップ、結局どっちがお得なの?手数料5%地区向け。

まずは料金の基本情報のおさらい

  • 受け取り料金 300円
  • 受け渡し料金 170円
  • 距離料金 150円/キロ

というのが料金の基本情報です。

他に使う数字は以下の通り。

  • ブースト 1.0~1.5(0.1刻み)
  • 距離 1キロ~3キロ(0.5キロ単位)

条件は、

  • お店は1店舗のピストン
  • 配達先までの距離も同距離を延々配達する
  • ピックアップとドロップの滞在時間は5分
  • 移動時間は1キロ5分
  • ドロップ後、即鳴りでドロップ距離=ピックアップ距離

これらの条件で3時間、6時間、9時間、12時間の稼動時、売上がいくらになるのかを検証します。

結果の表を順番に貼り付けます。
まず1キロ固定

キット1キロ12回24回36回48回
ブースト単価3時間6時間9時間12時間
1.0403円483696721450819344
1.1443円5320106391595921278
1.2484円5803116061741023213
1.3524円6287125741886025147
1.4564円6770135412031127082
1.5605円7254145082176229016

続いて1.5キロバージョン

カット1.5キロ10回18回28回37回
ブースト単価3時間6時間9時間12時間
1.0452円451881321264916715
1.1497円496989451391418386
1.2542円542197581517920058
1.3587円5873105711644421729
1.4632円6325113841770923401
1.5678円6776121971897425072

続いて2キロの場合

食べ2キロ7回14回22回29回
ブースト単価3時間6時間9時間12時間
1.0501円350470071101114515
1.1551円385477081211215966
1.2601円420484081321317417
1.3651円455591091431418869
1.4701円490598101541520320
1.5751円5255105111651721772

距離が伸びてきます。僻地はこのくらい?2.5キロ

過ぎ2.5キロ7回13回19回25回
ブースト単価3時間6時間9時間12時間
1.0549円384571401043613731
1.1604円422978541147915104
1.2659円461485681252316478
1.3714円499892821356617851
1.4769円538399961461019224
1.5824円5767107101565420597

最後、念のため3キロを用意してみました。

注意3キロ5回11回16回21回
ブースト単価3時間6時間9時間12時間
1.0598円29906578956812558
1.1658円328972361052513814
1.2718円358878941148215070
1.3777円388785511243816325
1.4837円418692091339517581
1.5897円448598671435218837

以上です。
ロングドロップを引くと、ピックアップまでの距離は伸びる傾向にあります。加盟店が近くに無い場合が多いので。反対にショートドロップの場合、単価は下がるけど次のピックアップまでの時間と距離が短いため、回数で売上を伸ばす傾向だと言えます。

今回の検証の結論です。

ショートの方がロングよりもお得。
鳴り続けると想定した場合、ドロップ距離は短ければ短いほど売上が伸びていくという結論になります。 5%の地区よりも距離料金が高いですが、受け取り料金と受け渡し料金も高いため、ショートでガンガン回して、受け取り受け渡し料金で稼ぐ方が距離を伸ばすよりも儲かってしまいます。

東京地区も同様の検証をしてみましたので、お時間がありましたらご覧ください。

閲覧ありがとうございました。

参考記事
Uber Eats配達パートナーの報酬を考える。ショートドロップかロングドロップ、結局どっちがお得なの?手数料5%地区向け。