事業者向けには休業補償 日額最大8,330円 新型コロナウイルスの影響は拡大へ

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有休を消化しないで、日額最大8,330円の休業補償

ニュースで大々的に宣伝されているので、8,330円という数字と休業補償という言葉は耳にされている人が多いと思います。

事業者向けですが、雇われている人もどうすれば補償を受けることができるのかを理解することで、雇用主と掛け合って余計な有休消化をする必要がなくなるので、条件の理解をしておいて損することはないでしょう。

休業補償を受けるための条件

●事業主
①又は②の子の世話を行うことが必要となった労働者に対し、労働基準法上の年次有給休暇とは別途、
有給(賃金全額支給(※))の休暇を取得させた事業主。 ※ 年次有給休暇の場合と同様
① 新型コロナウイルス感染拡大防止策として、臨時休業した小学校等(※)に通う子
※小学校等:小学校、義務教育学校(小学校課程のみ)、特別支援学校(高校まで)、放課後児童クラブ、幼稚園、保育所、認定こども園等
② 風邪症状など新型コロナウイルスに感染したおそれのある、小学校等に通う子
●支給額:休暇中に支払った賃金相当額 × 10/10
※ 支給額は8,330円を日額上限とする。
※ 大企業、中小企業ともに同様。
●適用日:令和2年2月27日~3月31日の間に取得した休暇
※雇用保険被保険者に対しては、労働保険特会から支給、それ以外は一般会計から支給


厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09869.html

通常の有休消化だと有休が減ります。雇われ側が不利ですので、雇用主がこの制度を利用せずに従業員を休ませようとする場合は、こういった制度があります。ということを伝えてあげるといいかもしれません。

*一人会社の人や雇用主が休業補償をする場合は、自己責任となりそうです。お金は貸してくれるかも。

コロナウイルスの影響は拡大中

拡大というよりは波及している。表面化してきている。という表現が正しいのかもしれません。

マスクが無い→いつ頃供給が整うかは未定。月産6億枚だと1億人が1日1枚使うとすると足りない。当面は我慢して必要な人は買い求めるしかなさそう。

トイレットペーパーが無い→あと1週間ほどで供給は安定するようです。生産体制に影響が出たのではなく、デマが原因で出荷が追いつかなくなったことが原因のようです。

米が一部で消える→冷静になりましょう。今のところコロナウイルスへの不安で買い求める人が増加したため消えてしまっただけです。

消費以外への影響は後々出てきます。

家が完成しない→今朝テレビで放送していた問題。建材の一部が中国から輸入される予定だったもので、工事が途中でストップしてしまっているとのこと。家を建てる際は〇〇まで終われば〇〇円支払い。ということを繰り返して、少しづつ支払いをする方法が一般的のようなので、一括で支払い済みなどでなければ支払いトラブルは無いと思いますが、完成するはずの家が完成しない。ということですと、4月までに新生活を。と考えていた人は影響が大きいのではないでしょうか。

入国規制→インドでビザが無効になるなど、アメリカも入国規制に踏み切りそうです。ビジネスやスキルアップのために向かう予定だった人には大打撃です。

閑古鳥の外食産業→居酒屋やカラオケボックスなどは、国からの発表で行かないでほしい。と指摘されているだけに売上低下を防ぐことは不可能です。いつ解決するかは不透明。

スーパーのチラシ自粛→ライフコーポレーションがニュースで取り上げられることが多いです。理由はわからないのですが、率先して動いているからなのでしょうか。時間短縮営業のニュースに続いて、チラシの自粛ということが報道されていました。チラシを刷らないということは、印刷業者の売上へ影響が出てくることになりそうです。

毎日〇〇へ影響が出ています。といったニュースの繰り返し。どこまで影響は拡大するのか。

インフルエンザのように一般的に認知されるまでは予断を許さない状況は続くのかもしれません。

雑記
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