新型コロナウイルス拡大中。どんな影響が出るのでしょう

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全国の学校は休校へ

大阪市の決定として、大阪市立の小中学校と幼稚園を2月29日~3月13日までを休校とすることを決定しました。

と思ったら、偶然なのか同じ日の夜に安部首相が全国の小中高等学校や特別支援学校を3月2日~春休みまで臨時休業するように要請するということを発表しました。

国の発表に関しては一応要請ということですが、実質強制みたいなものですね。責任は取らないけどお願いはしたよ。というスタンスでしょうか。

社会活動は継続したままで子供たちは自宅待機というわけですから、これは大変です。有給などを駆使しても、そうそう対応できる日数ではありません。

*さらに卒業式と入学式の中止というニュースまで流れてきています。
何とか卒業生本人とその保護者の方だけでもとは思うのですが、難しい判断です。

子供たちが自宅待機となる影響

まず、親の影響が増えます。子供が自宅で留守番することを前提としても、食事の準備をしないといけない。仕事をしている最中は、学校へ子供を通わせているよりは心配することになると思います。

おそらく、知らず知らずのうちに保護者の方の精神的疲れが蓄積されていくのではないでしょうか。

蓄積された疲れは仕事のパフォーマンスを低下させ、仕事の質へ影響が出るでしょう。

経済への悪影響も表面化

仕事のパフォーマンスが低下すると、次は経済への影響が出てきます。学校が休校するという以前から中国の生産ラインが停止したり、インバウンドの訪日外国人の数は激減といった形で経済への影響はすでに出ています。

特に飲食店は大打撃でしょう。3月は年度終わりということもあり、慰労会などで外食産業としては売り上げが見込める時期です。この時期に宴会の予約が軒並みキャンセル。これは今後出てくる決算が怖いです。とてもじゃないけど、良い数字が出ることはないでしょう。

イベントは軒並み自粛ムード

もちろん人が集まるイベントを自粛するというのは仕方がないと思います。

しかし、今回のコロナウイルスの場合はそう単純な話では無いようです。
というのは、イベントを開催する側がキャンセル料をはじめ費用を負担しないといけないケースが多いからです。通常、コンサートなどを開催する場合は台風などの影響で開催ができない場合に備えて保険に加入するのが一般的です。

その保険ですが、今回のコロナウイルスのようなものが原因で開催ができない場合は、保険の適用外ということのようです。何のための保険なんだと言いたくもなるのですが、そういう契約のようですので、損失は主催者側が被ることになります。

当然倒産するイベント会社が複数出てくると思います。

今後のスーパーの棚は

今、スーパーやドラッグストアへ行くと品薄状態なのが、マスクとアルコールです。安定供給まではかなり時間がかかることが予想されます。スーパーの棚ですが、今のところマスク、アルコール以外への影響はありませんが、現在の状況が長期化すると他の食品関連への影響が出始めると予想しています。

水が無くなり…、インスタント食品が無くなり…。
現状のマスク、アルコール以外にも商品が消えてくるといよいよ危険な状態になると思います。食料品の供給が不安定になってしまうと、生産者はもちろん、物流関係者からスーパーで働いている人まで影響が拡大している状態です。

拡大を防ぐ手段は無い

拡大を防ぐ手段は無いと思います。全ての人の動きを止めて、人間同士が接触しないようにすることで、拡大は防げるかもしれませんが、全員の動きを止めるということは不可能ですので、コロナウイルスの影響は広がることを前提に策を打つ必要があるでしょう。

具体的な策は…。

ごくごく基本的な、美味しいものを食べて、たくさん寝て免疫を高めるということが一番効果的だと思います。コロナウイルスが体内に入ることを前提に、ウイルスに負けない強い身体作り。それが一番の策ではないでしょうか。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達は正直微妙です

注文者側は体調を崩していても出前を取ることができるので良いと思います。しかし、届ける側の配達パートナーは、かなりの人数の人と接触をするので、良い影響が出るとは思えません。いろんなお店へ行き、いろんなお客様へ配達。配達パートナーの方はマスクは必須でしょう。自分自身の体調管理にもいつも以上に気を付ける必要があると思います。

配達する側、される側の双方が油断できない環境にあると言えるのではないでしょうか。

アベノミクスはかなり厳しい状態か

イカサマや嵩上げや、いろいろ言われているアベノミクスですが、他の政治の問題に加えて今回のコロナウイルスがプラスされ、政権運営への不信感が表面化してきています。コロナウイルスの対応を間違えると政権がぐらつくところまで来ているのが今の立ち位置のように見えます。

経済への悪影響が予想される中、ついに株価は値下がりを開始しています。
まだ大暴落というところまではきていませんが、ニューヨークのダウ平均株価は史上〇番目の下落幅。といったニュースが出てきています。

アメリカ株は取引開始後、何があろうが右肩上がりの運営が続いているので、どんなことが起きたとしても、最終的には大暴落をも乗り越えて右肩上がりのグラフになると思います。

しかし、日本株はそうはいかないのが、歴史が証明しているのではないでしょうか。

最終的な着地点は

コロナウイルスの最終的な着地点ですが、おそらく今のインフルエンザウイルスと同じような着地点になるのではないかと思います。コロナウイルスがパワーアップして致死率が極端に高まる可能性も否定はできませんが、そこまでいくと対処法が無い。という結論になってしまうのでやめておきます。

今後はコロナウイルスへの対処法がある程度確立され、うまく付き合っていくということになると思います。自然界に存在しない新型のウイルス。本当に厄介なモノが誕生してしまったと思います。

雑記
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