チップ制度が正式リリース
チップの表示がされるようになってから、配達パートナーの間で導入が期待されていましたチップ制度。
ついに正式に運用が開始されました。
実際にチップをもらったという話題がツイッター上のタイムラインで多数報告され、配達パートナーの間では歓喜の渦に包まれているようです。
チップをもらうと、売上履歴に〇〇円チップを含むという表示がされるので、どの配達でいくらチップをいただいたかを確認することができます。
チップの金額が通常の配達料よりも多い場合もあるため、意外な配達で驚くような売上につながることもありえるので、配達中の楽しみが増えることになりますね。
チップは売上に対してプラスにしか作用しないので、この新システム導入は配達パートナーにとってはうれしい追加機能です。
ちなみに現在確認できる最高チップ金額は9,000円のようです。
1件の配達に対してのチップですので、1件の配達で日当!みたいなこともありえる話ということが証明されました。
チップの支払い方について
チップを渡すのはお客様です。
お客様は、支払いに対して5%、10%、15%、20%、任意の金額 の5パターンからチップの金額を決めることができるようです。注文に対して決まった割合で渡す場合のチップは端数が出ることが多く、任意の金額を入力した場合は100円、500円、1,000円など端数無しのピッタリの金額が多いようです。
ちなみに今回の記事の方法で渡すチップは、クレジットカード決済のみ可能です。
現金配達の場合は従来からある形の
おつりは不要です。
おつかれさま、これ持って行って。
というパターンのチップでいただける可能性があります。
チップイベントの発生条件を考える
狙ってチップをもらうことは不可能ですが、チップをもらえる可能性を高めることは可能です。
では、どうすれば少しでもチップをもらえる可能性を高くすることができるかを考えてみることにしましょう。
お客様の属性が2つに分かれます
当たり前ですが、大前提として
- チップを渡す可能性が0%ではない人
- チップを渡す可能性が0%の人
全てのお客様はこの2種類のどちらかに属します。
また、チップを渡す可能性がある人の中でも
- チップを渡したことがある人
- チップを渡したことが無い人
の2種類に分類することができます。
- 絶対にチップを渡さない。と決めているお客様
- 一定の条件に当てはまるとチップを渡したい。と考えているお客様。
という2種類のお客様に分けることができます。
チップを渡したくなる条件に当てはめるには
チップを渡してあげたい。と思ってもらえることが、チップをいただく近道です。
ではチップを出したくなる時ってどんなときでしょう?
現金配達の時でもありますが、お客様が配達パートナーに対して余計な仕事をさせてしまった。と感じてしまったり、追加のお願いをすることになり、対応してもらった。そのような場合にチップを渡したくなる。ということが多いのではないでしょうか。
他には
雨の中配達をしてくれて、ありがとう。
暑い中配達をしてくれて、ありがとう。
寒い中配達をしてくれて、ありがとう。
ありがとう、という気持ちからチップを渡したい!という気持ちになることが多いです。
一定数、チップを渡すことを決めているお客様が存在する
チップを必ず渡す。と決めているお客様が存在します。
このお客様からは、普通はチップをもらうことができます。
しかし、こういう考え方のお客様からもチップをもらえない可能性は存在します。
それは、
チップを渡そうと思っていたk度、渡したくなくなった場合。
です。
この条件に当てはまると、もらえたチップがもらえなくなる。ということになってしまいます。
端的に言うと、気分を害したら渡すのをやめよう。となることもある。ということです。
チップを渡せるお客様と渡せないお客様
- 渡せる
クレジットカード決済 - 渡せない
現金払い
同じだけ依頼のベルが鳴るのであれば、現金オフにすることでチップイベント発生確率はアップします。
ただし、コロナウイルスの影響が拡大している現状では、配達パートナーも増加傾向ですので、現金オフが売上アップにつながるかは未知数です。
結論、こうすればチップをもらえる
人として、普通に接すること。
逆に考えると、わざわざイヤな思いをさせなければ、それだけでチップをもらえる可能性が高まるということです。
- 普通の大人の話し方
- 普通の大人の行動
これらを普段から心掛けることで、チップイベントの発生確率は上がることがあっても、下がることはないのではないでしょうか。
接客あるあるですが、
思ったことを全て伝える必要はありません。
自分の考えを相手に理解してもらう必要はありません。こちらの方が100%正しいとしても。
チップをもらう攻略法は、普通の大人として常識的な行動をする。これが一番の近道です。
税金の話
もらったチップですが、雑所得に分類するため課税対象です。
雑所得は年間20万円(ウーバー以外の雑所得と合算)までは確定申告の義務はありませんが、年間20万円を超えてくると確定申告の義務が発生します。
また、通常の売上と雑所得であるチップは別々に管理する必要があります。
知識として一応知っておきましょう。
最後に
気持ちよく配達をして、感謝の気持ちが数字になって現れる可能性がある。
それがチップイベントの1つの顔ではないでしょうか。
接客レベルが高い配達パートナーは、たくさんのチップを受け取る可能性があり、配達パートナー格差が少しだけ出てくると思います。
良い配達パートナーはたくさん稼ぐ可能性が高まる。
収入増につながるチップイベント導入、運営さんのファインプレーです。
あなたにチップの神様のご加護がありますように。