ウーバーイーツは好景気向けのビジネスモデル 今後はどうなる?

コラム
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ウーバーイーツは好景気向けのビジネスモデル 今後はどうなる?

今回は、ウーバーイーツの今後について考えてみます。

内容は上のツイートのままですが、数字を使って解説してみたいと思います。

さらっと短い文章にすると、

商品代金が高いと不景気の場合注文が減る。今後、不景気になると仮定すると、お金がないから節約傾向になる。注文が減る。鳴らない。

ということです。

ウーバーイーツの場合、安く美味しいものを提供することが必ずしも良いというわけではない、不思議な話です。

元になる数字の説明

まず、大前提としてウーバーイーツのアプリを継続するための費用は以下の4者が出しています。

  1. ウーバーの株主
  2. ウーバーイーツの加盟店
  3. ウーバーイーツのお客様
  4. ウーバーイーツの配達パートナー

株主はいわゆる投資家ですので、利益が出るならお金を出し、赤字なら撤退。というのが基本です。最初に出した資金を元に利益を受け取る側になります。

*今回はプラスマイナスゼロで考えることにします。

  • 加盟店は(一説では)、売上の35%をアプリの使用料として支払います。
  • 配達パートナーは売上(報酬)の5%程度をアプリの使用料として支払います。

この2つがアプリ提供にかかる費用で、残ったお金がウーバーイーツ運営の利益です。

次に飲食店の立ち位置で考えてみます。

飲食店が利益を上げるには?

コロナ禍の今、家賃だ何だと言われていますが、飲食店の利益は下の式で計算ができます。

商品代金 - かかった費用 = 利益

商品代金は販売価格、かかった費用は原材料やお店の家賃などのコストやウーバーイーツへ支払う代金も含まれます。これらを差し引きしたものが利益です。

*簡単に書いて申し訳ありません

原材料費を企業努力で下げると、利益が上がる。

外食チェーンは大量仕入れ、コストカットを行い、利益を上げている企業が多いと思います。

規模の小さな飲食店は外食チェーンにはできないような小回りを利かせた運営で、利益を上げているお店が多いのではないでしょうか。

同じくらいの商品、どっちで買いますか?

隣り合わせのA店とB店。

ほぼ同じ内容、味のお弁当を販売しているとします。

違うのは価格。

A店 1,000円

B店 500円

誰も並んでいません、どちらで買うこともできるとします。

 

どっちで買います?

おそらくお金ばらまき目的でもない限りはB店で買うのではないでしょうか?

 

不景気の場合、A店がB店の価格に近づける傾向(値下げ合戦)にあり、

好景気の場合、B店がA店の価格に近づける傾向(値上げ合戦)にあります。

今後、好景気?不景気?

飲食業界にとって今後は好景気でしょうか?それとも不景気でしょうか?

おそらく、不景気予想の方が多いと想像できます。

不景気の場合、値下げが行われる傾向にあります。

 

この値下げ傾向はウーバーイーツにとっては利益を生み出さない、最悪ビジネスモデルの崩壊につながってしまう、ヤバイやつなのです。

ウーバーイーツ向けの商品、値下げをするとどうなる?

1,000円の商品の原価率を35%とし、ウーバーイーツへの手数料を35%とするとお金の流れは以下のようになります。

お客様からウーバーイーツへ1,000円支払い

ウーバーイーツからお店へ1,000円を支払い

お店からウーバーイーツへ350円を支払い

お店から350円を業者などへ支払い

残り300円が利益

*お金の流れは少し違う可能性があります

 

お店が不景気対策という企業努力でコストダウン(商品原価35%→30%)へ成功し、900円で商品を提供できたとしましょう。その場合、下のようになります。

お客様からウーバーイーツへ900円支払い *100円安くなった、ラッキー

ウーバーイーツからお店へ900円を支払い *売上ダウン

お店からウーバーイーツへ315円を支払い *売上ダウン

お店から270円を業者などへ支払い *売上ダウン

残り315円が利益 *利益アップ

 

これがグルグル回れば回るほど…。

ウーバーイーツの売上は下がっていきます。

運営側の利益が下がるとどうなるか

ボランティアじゃないので、コストカットか撤収するかを選択するのではないでしょうか。

 

運営さんがやるべきことは、無駄を省くなどのコストカットをして同様のサービスを提供できる環境づくり。

配達パートナーがお願いすべきことは、加盟店さんへ高付加価値、高価格の商品提供ではないでしょうか。

加盟店さんの売上が上がるとウーバーイーツの売上も伸びる。この売上から配達パートナーの報酬は支払われるので。

加盟店の人たちはどうするかな??

ウーバーイーツの売上を伸ばす努力よりは、実店舗の売上を伸ばす方向へ舵を切るのではないでしょうか。

安くて美味しいものが実店舗へ。

価格は高くても、利便性があるウーバーイーツなどのデリバリー。

これらの棲み分けができたとき、どうなるのか?

 

値引きがないなら注文しない富裕層以外の利用は減少し、全体の注文量は減っていくのではないでしょうか。

少なくなった注文量を増えた配達パートナーで処理をする。

 

今後、鳴りそうですか?鳴らなさそうですか?

以上、今日現在の妄想でした。

当たるか外れるか、どっちでしょうか。

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